こんにちは、大阪府八尾市の宮川塗装です。今回は、お知り合いからご紹介いただいた松原市のお客様の外壁・屋根塗装工事の施工事例をご紹介します。
ご相談の背景:サイディング目地の劣化と見積書への不信感
お客様は、築年数の経過とともにサイディング目地のシーリングが切れていることに気づき、「そろそろメンテナンスが必要では」と他業者に見積もりを依頼されたとのことでした。
しかし、その見積書は「どこをどのように施工するのかが分かりづらく、良し悪しの判断ができない」とのことで、不安を感じられていたそうです。
その後、ご紹介を通じて当社にご相談をいただきました。
比較しやすく納得できる3パターンのご提案
お客様の不安を解消するため、宮川塗装では3つの異なるプランによる見積書をご用意しました。それぞれのメリット・デメリットを丁寧にご説明し、ご予算やご希望に応じた選択ができるよう配慮しました。
プラン①:コストを抑えたシンプルプラン
必要最低限の材料・仕様で施工することで、予算を抑えつつ、劣化の進行を防ぐ目的のプランです。
「とりあえず今の傷みを何とかしたい」という方向けです。
プラン②:コストパフォーマンス重視の標準プラン
建物の保護性能と価格のバランスが良い、当社でも人気のスタンダードプラン。
- 外壁:ラジカル制御型塗料
- 屋根:ラジカル制御型塗料
長期的な耐候性と外観の美しさの両立が図れます。
プラン③:意匠性と耐久性にこだわったハイグレードプラン
標準プランをベースに、より高い性能と美観に配慮した上位仕様です。
- 外壁(意匠性サイディング部分):クリヤー塗装で元の柄や質感を活かす
- 屋根:遮熱フッ素塗料を使用し、夏場の温度上昇を抑制。環境負荷の高い屋根に最適な仕様です
お客様は最終的に、建物をしっかり守りつつ意匠性も損なわないプラン③をご選択くださいました。
使用塗料と工事の流れ
- 足場組立
- 高圧洗浄・下地処理・シーリング打ち替え
- 屋根塗装(遮熱フッ素塗装)
- 外壁塗装(ラジカル制御型塗装+意匠部はクリヤー塗装)
- 付帯部塗装(雨樋・破風等:弱溶剤型シリコン)
- 足場解体
施工期間は約2週間。各工程ごとに報告を行い、ご安心いただきながら工事を進めました。
施工の成果:ビフォーアフターで見る変化
外壁ビフォー(施工前)
ぱっと見には劣化が目立ちにくいものの、シーリングの切れやチョーキング現象(外壁を触ると白い粉がつく現象)が発生しており、塗膜の劣化が進行していました。
外壁完成後
クリヤー塗装により、外壁本来の風合いやデザインをそのまま活かしながら、耐候性と光沢感をプラス。新築のような美しい外観に生まれ変わりました。
屋根の工程:ビフォー → 高圧洗浄 → 鉄部錆止め → 下塗り → 上塗り → 完成
- ビフォー
- 高圧洗浄
- 鉄部錆止め
- 下塗り(下塗りも遮熱タイプ)
- 上塗り(遮熱フッ素塗料2回塗り)
- 完成
遮熱フッ素塗料を使用することで、夏場の熱を軽減し、耐久性も大幅アップ。外観の美しさと機能性を両立した仕上がりとなりました。
足場解体の様子
すべての工程を終え、足場を解体して完了です。施工中の整理整頓・清掃・ご近所への配慮も怠らず、最後まで丁寧に対応しました。
担当者よりひとこと
今回は「見積内容が比較しやすく、安心して任せられる塗装工事」を目指しました。施工後、紹介者さまから「とても喜んでいたよ」とお聞きできたことが何よりの励みです。
宮川塗装が大切にしていること
塗装工事は大切な資産への投資。だからこそ、私たちは以下の3点を重視しています。
- 分かりやすい見積書(施工箇所・内容・材料が明記されたもの)
- 建物に最適な塗料と塗装仕様のご提案
- 最後まで責任を持つ職人直営の施工
松原市・八尾市周辺で塗装をご検討の方へ
「見積もりを取ったけれど、内容がよく分からない…」
そんなときは、ぜひ宮川塗装にご相談ください。塗料や価格だけでなく、「どう選べばよいか」丁寧にご説明いたします。