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鉄骨支柱塗装の前に腐食している箇所の補強

鉄は錆びます!

当たり前のことですね。

では、なぜ鉄は錆びるのか?

もともと酸化鉄という安定した状態で自然界に存在しているものから、

酸素を奪い人工的に作られたのが、鉄という不安定な状態の製品です。

不安定な状態の鉄は安定した状態の酸化鉄に戻ろうと、酸素や水分と結びついて表面から錆びていきます。

その錆をほったらかしにしておくと、表面の錆が鉄の内部へ侵食していきます。

この現象を腐食といい、鉄の厚みが薄くなり、やがて穴が開きます。

この腐食(錆の発生)を防ぐには、酸素や水分から鉄製品を守るバリアを作るしかありません。

鉄製品のバリアとしてよく見かけるのが、黒錆、メッキ、塗装などになります。

塗装はメンテナンス方法としてとても有効なので、腐食が進む前に1度ご検討下さい。

腐食の進んだ鉄の柱

この柱の根元部分は、モルタルで包んでいるのですが、割れている箇所がほとんどでしたので、

はじめに撤去して、塗装完了後包み直す予定でした。

撤去してみると、根元の柱が穴だらけ❓

鉄の柱が腐食して大きな穴が開いている状態でした。

このまま塗装して、元のようにモルタルで包んで隠す!!

なんて、不安でしようがないので、お客様にご相談。

鍛冶屋さんに補強してもらうことになりました。

鉄柱の補強

このように75アングルで補強。

鍛冶屋さんに溶接してもらいました。

1階の6か所と2階の6か所の合計12か所すべて補強しました。

まとめ

手摺や、柱、屋根など様々なところに鉄の製品は使われております。

長くいい状態を保つために、早め早めにメンテナンスするように心がけてください。

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